2011/03/23

Sheaffer VLR(Valor) Palladium Trim F


シェーファーのフラッグシップ、VLRです。
購入したアメリカのサイトでは、Valorという名前で紹介されていました。

シェーファーのサイトを見ると、高級なラインを「White Dot」と呼んでいるようです。
その名のとおり、キャップに特徴であるホワイトドットがついています。

全長も長いですが、比率的にキャップがとても長いです。
ただ、軽い万年筆なので、キャップを後ろに挿しても気にはなりません。

外見的な特徴もキャップですね。クリップのつけ方が他メーカーにない独特なデザインで、一目でシェーファーとわかります。

外見で唯一好きになれないが、このネジのきり方です。極端なほど目の粗い切り方ですね。
デザインも含めて考えられているのかなと思いますが、何となく嵌りが悪いように思います。
(その分、すぐに開けられるのはいいですけど。)


一方、肝心のニブはとても気にっています。
インレイニブと言うそうですが、その名のとおり、ニブが埋め込まれています。
似たような形としてウォーターマンのカレンを持っていますが、作りは大分違うように見えます。

一番違うのはペン先が反っていること、これが書きやすさの要因でしょうか。

思いのほか細い字がかけるのに筆のような感覚とは言いすぎですが、力のかけ方が他の万年筆を使うときと違うかな?

インクの吸入は両用式。ただ、内臓のコンバーターは特殊な感じです。
内部にはゴム(?)のチューブが入っていて、内臓されている金属製の薄い板を押すと、板がしなってチューブがへこむようになっています。
うーん、何となくゴムチューブの耐久性が気になってしまいます。
交換できるなら普通のコンバーターにしたいです。

軸の太さや全体の長さが、パイロットのカスタム 845に似ているように思います。
実際にはVLRの方が少し長く、細いでしょうか。

とても個性的で好きになりそうです。プロ(?)の方々からも評価が高いようです。

これはしばらく使ってみようと思います。

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